子育ては、しつけ(躾)をしようとすると苦しくなります

一般的に、

子育てでは、「しつけ(躾)をしないといけない」

と言われることが多いと思います。

 

でも、何を躾けるというのでしょうか。

 

世間の常識と言われているものやルールの中には、

「どうしてそうでなくてはいけないの?」

と思うものがたくさんあります。

 

子どもたちにとってみたら、

言葉でいくら言われても、

その通りにする気になれないことがたくさんあることでしょう。

 

 

例えば、

好き嫌いをしないで食べる子になって欲しいということで、

自分(親)が嫌いな物を食べないのに、

子どもには、「何でも残さず食べなさい」と言ったらどうでしょうか…。

 

親や周りの大人が、他の人を批判したり悪口を言ったりしているのに、

子どもには、「誰とでも仲良くしなさい」と言ったらどうでしょうか…。

 

子どもは納得できませんし、子どもの心には響きません。

だから、子どもは、言う通りにしません。

 

そんな時、

「大人はいいのよ」

「あなたのためだから…」

 

などと言って、言う通りにさせようとすることがよくあります。

でも、このような言葉では、子どもは納得できませんから、

言う通りにしません。

 

このようなことを繰り返すうちに、

「子どもが、ちっとも言うことをきかないんです」

ということになってしまうことがよくあります。

 

 

しつけをしようとすることで、子育てが苦しいものになり、

子どもも自分らしく生きられなくなってしまうのです。

 

子どもは、親の思い通りにはなりません。

子どもでなくても、思い通りになる人など、一人として存在しません。

 

ですから、

子育てにおいて大切なことは、しつけをしようとすることではなく、

親が子どもになって欲しいと思うような人に、親自身がなることだと思います。

子どもは、真似をする天才ですから…。

 

 

だからといって、

親が完璧な人になることを目指す必要はありません。

 

親も、迷ったり悩んだりすることがあるんだな…

お母さん(お父さん)でも、思うようにできないことがあるんだな…

などと感じることは、

失敗を恐れずにチャレンジする子どもの積極性が育つことに繋がりますし、

他の人(子)に対して寛容な気持ちで接することができるようにもなりますから。